2007年10月19日(金)
 神戸製鋼所アルミ・銅カンパニーの大安工場(三重県いなべ市、小池進工場長)は、新たに液晶製造装置用超大型マシニングセンター(MC)を設置した。

 液晶基板大型化が進んでいることを受け、同社は第10世代に対応した設備を整備。今下期にはチャンバーの試作を行い、来期に量産体制を整える方針だ。  同社大安工場は、アルミニウム・マグネシウムにおける鋳造・鍛造製品の国内製造拠点。
 日立電線は18日、2007年度下期の伸銅品生産予定を前年同期比4%増の月8370トンに定めたと発表した。最も数量が多い銅条分野は半導体分野の需要回復を背景に前年同期比4%増の月4480トンの生産をめざす。そのほか銅管は8%増の月2520トン、電気用伸銅品・加工品は1%減の1370トンに設定した。
 日鉱金属は18日、10月積み産銅建値をトン当たり2万円(2%)引き下げ、98万円に緊急改定、即日実施すると発表した。銅建値の100万円大台割れは先週10日の引き下げ以来、また新建値の98万円は9月25日以来の安値。このまま月内に建値が変更されない場合平均価格は98万9500円となる。

 引き下げ要因は、海外相場の急反落と、為替市場での円高反転。