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2007年07月24日(火)
三井金属は銅合金の生産を強化する。錫入り銅合金の「SNDC」を拡販し、月産量を足元の200トンから本年度末までに300トンに引き上げたい考え。これまで黄銅板条を中心に製造してきたが、アジアの安価な黄銅製品が国内に流入すれば国産品の置き換えが進むと見て、今後はより付加価値が期待できる銅合金に軸足を移す。
三菱マテリアルは23日、7月積み鉛建値をトン当たり4万5000円引き上げ、46万8000円に改定すると発表した。豪州や米国の供給障害を背景にLME相場が騰勢を強めており、国内建値は先月中旬から6回連続の最高値更新となった。月間推定平均は1万5000円アップの41万9000円。
日立電線は23日、中国での営業体制を強化すると発表した。子会社の上海日立電線貿易を中国事業の中核会社とし、日立電線の同社への直接出資比率を本年8月1日付で従来の25%から75%へ引き上げる。また、資本金は従来の50万米ドル(約6000万円)から660万米ドル(約8億円)に増資する。