2007年06月08日(金)
 日本製鋼所(JSW)は7日、スイスのビューラー社と合弁することで覚書を交わし、新たにアルミニウム合金のダイカスト事業に参入すると発表した。

 国内コールドチャンバーダイカスト機の製造・販売に関して提携し、合弁会社は、遅くとも来年1月末までに立ち上げる予定だ。新会社の資本金、出資比率、役員構成などは未定。今後は、3年以内に国内ユーザー向けを主体に約15―20%のシェア、事業規模で50億―70億円程度の販売をめざす。
 東洋シヤッターは、今期(2008年3月期)の設備投資額を、前期比約3・3倍となる5億8400万円に拡大させる予定だ。

 同社は、現在推進中の新中期経営計画「レボリューション3計画」で、来期までの3年間で合計11億円の投資を予定し、新たな発展に向けた基盤作りをめざしていく。
 三菱マテリアルは7日、6月積み鉛建値をトン6000円引き下げ32万3000円に改定したと発表した。海外相場の下落を映して約3週間ぶりの引き下げ改定となったが、依然として27年ぶりの最高値圏にある。月内推定平均は32万4100円となった。