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2007年05月15日(火)
本年7―9月期の国内アルミ新地金価格は、海外相場が堅調さを続けていることなどから、高値圏内での動きを維持しそうだ。
今のところ今四半期に比べキロ当たり10円程度下げる見込みにあるものの、今月の相場動向によっては、横ばいの可能性もある。銅建値が再びトン100万円を超す状況にあるなか、アルミの国内市中価格もしっかりした展開を保っている。
今のところ今四半期に比べキロ当たり10円程度下げる見込みにあるものの、今月の相場動向によっては、横ばいの可能性もある。銅建値が再びトン100万円を超す状況にあるなか、アルミの国内市中価格もしっかりした展開を保っている。
ニッケルのLME相場がまた最高値を更新した。先週末の現地11日のセツルメントは前日比750ドル高の5万3500ドル(ポンド24・27ドル)と、現地9日の5万3000ドルを500ドル上回った。最高値記録は今月だけで4回目。需要旺盛と在庫低水準を背景に、上値を追い続けている。
DOWAホールディングスは小坂製錬の自溶炉を来年3月に停止させる。現在はリサイクル原料対応型の新炉を建設中だが、今夏に完工、試運転に入る予定で、新炉が順調に立ち上がれば、自溶炉の操業を全面的に新炉に切り替える。