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2007年05月01日(火)
住友金属鉱山が27日に発表した2007年3月期の連結経常利益は、前年比2倍の2052億8500万円となり3期連続で過去最高を記録した。銅、ニッケル、金などの金属価格高騰や販売増に加え、海外鉱山への持分法投資利益なども貢献した。電子・機能材なども好調だった。年間配当は13円増配し27円と過去最高になる。08年3月期も資源金属などの大型プロジェクト効果を見込み、経常段階で2000億円の利益を予想している。予想配当は30円。
日立電線は26日の2008年3月期経営説明会で、次世代DVD録画機の部品に使う窒化ガリウム基板(2インチ径)の生産能力を、08年春をめどに足元の月300枚から月1000枚へ増強すると明らかにした。同時に、窒化ガリウム基板の直径を3インチに大口径化する開発を進め、コスト低減ニーズへの対応力を強化する。
財務省が27日に発表した3月の非鉄金属輸入通関速報によると、前年同月と比べて電気銅(陰極銅およびその断片)、銅スクラップは大幅に増えたが、アルミは地金、スクラップともに減少した。