2006年09月08日(金)
 三井金属が2005―07年度の中期経営計画期間中に予定している設備投資額は、従来の約1000億円から1200億―1300億円規模に増える見通しだ。

 05年度はITO(インジウム・錫酸化物)スパッタリングターゲット材や銅製錬の設備増強などに450億円を投資した。06年度は半導体実装材料や電解銅箔の能力増強を中心に460億円投じる。  最終の07年度も積極的に300億円規模の設備投資を行い中長期の成長基盤を整える。
 神戸製鋼所は7日、2007年3月期の連結業績見通しを発表し、アルミ・銅関連事業売上高が前年同期比21・4%増の3700億円、営業利益で同11・6%増の260億円と、大幅な増収増益を達成する見込みだ。好調なアルミ・銅需要に加え、原材料市況の高騰で、在庫評価が総平均法により収益を大きく押し上げる。
 三菱マテリアルは7日、9月積み国内鉛建値をトン1万8000円引き上げ20万2000円に改定したと発表した。海外相場上伸を映して本年2月1―12日以来の20万円台をつけた。推定月間平均は19万8400円。