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2006年08月29日(火)
日本軽金属は、2007年度からスタートする次期グループ中期経営計画で、3年後の連結経常利益が今期見込み比約60%増の350億円、年間配当は同2倍の10円に引き上げる方針だ。自動車分野や海外などで事業を強化する。
同社は今期、連結経常利益220億円と、当初掲げた230億円には達しないものの、「上振れする余地を残しており、第1段階の目標は達成できた。まず合格点はつけられるだろう」(佐藤薫郷社長)とし、次期中計でさらなる成長拡大を図っていく。
同社は今期、連結経常利益220億円と、当初掲げた230億円には達しないものの、「上振れする余地を残しており、第1段階の目標は達成できた。まず合格点はつけられるだろう」(佐藤薫郷社長)とし、次期中計でさらなる成長拡大を図っていく。
日鉱金属は28日、8月積み産銅建値をトン当り2万円引き上げ94万円に改定したと発表した。海外相場はほぼ同値圏の動きとなっているが為替が円安ドル高に振れているため2週間ぶりの高値水準。月内平均は94万3000円となったが、日鉱金属は月内改定の可能性を残している。
アルミ押出メーカーのケーエステクノス(本社=東大阪市稲田上町)は、自社製品の難燃性マグネシウム合金押出製品『エコマロイ』について、鋳造ビレットを内製化し、リターン材の社内リサイクル体制を確立した。難燃性マグネシウムのビレット鋳造は国内で2社目。今後は経済産業省が支援する共同開発事業に参画し、自動車用部品への事業拡張も視野に入れている。