2006年08月28日(月)
 経済産業省の非鉄金属関連2007年度概算要求は、製造産業局非鉄金属課が52億7530万円で06年度予算比1・0%減(下表参照)、資源エネルギー庁鉱物資源課は93億2907万円となり同3・1%増になった。

 資源確保の重要性に注目が集まっていることから、新たにレアメタルの代替材料開発や白金のボーリング調査などを行う計画だ。
 三井金属は25日、8月積み亜鉛建値をトン当たり1万8000円引き上げ43万9000円に改定したと発表した。海外相場高と円安ドル高を受け7月12日以来約1カ月半ぶりの高値水準をつけた。月内平均は43万1800円となった。

 三菱マテリアルは25日、8月積み鉛建値をトン当たり4000円引き上げ18万4000円に改定したと発表した。海外相場高を受け5月11日以来約3カ月半ぶりの高値水準となった。
 NEOMAXはこのほど、ネオジム磁石とその組立部品を10月出荷分より平均8%値上げすると発表した。原料である希土メタル(ネオジム、ディスプロシウムなど)が高騰しているのが理由。