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2006年06月27日(火)
銅合金材料の最大手メーカーである中越合金鋳工(本社=富山県中新川郡立山町西芦原新1番地1、本多秀治取締役社長)は、7月1日からの欧州RoHS(特定有害物質使用禁止)指令施行に伴い、青銅・黄銅・シルジン青銅など銅合金のすべての素材で鉛レス、カドミレスに対応した製品「アクアシリーズ」を完備して、ユーザー・ニーズへの即応態勢を整えた。
RoHS指令には伸銅、鋳造各社が以前から取り組みを強化しているが、伸銅品・鋳造品で個別の対応をするところはあっても、銅合金すべての材料でRoHS対応品を開発したのは業界では同社が初めて。
RoHS指令には伸銅、鋳造各社が以前から取り組みを強化しているが、伸銅品・鋳造品で個別の対応をするところはあっても、銅合金すべての材料でRoHS対応品を開発したのは業界では同社が初めて。
三菱マテリアルは26日、6月積み鉛建値をトン当たり3000円引き上げて15万3000円に改定すると発表した。円安が進んでいることが主な理由と見られ、引き上げ改定は5月11日以来。月間平均建値は、700円高の15万5200円となった。
高値圏で推移してきたアルミナ価格が、ここにきて下落している。スポットでトン当たり600ドルを超えていたアルミナ価格は、530―540ドルレベルと500ドル台前半まで下げてきた。大手商社では、「ピークは過ぎた感じ。本年後半から年明けにかけ、さらに下げていくのではないか」との見方も出ている。