2005年12月20日(火)
 三和シヤッター工業は19日、中国最大の鉄鋼企業集団である宝鋼集団公司の100%子会社、上海宝鋼産業発展有限公司と折半出資により、中国でビル用シャッター、オーバーヘッドドアなどを製造・販売する合弁会社を設立すると発表した。

 先週16日に合弁契約を締結した。合弁会社は「上海宝産三和門業有限公司」(資本金約11億円)で2006年3月に設立する予定。08年度売上高で約21億5000万円を計画している。
 東邦亜鉛はこのほど、崩落事故の影響で10月から操業が停止していた出資先の豪州エンデバー鉱山が坑内採掘を再開したと発表した。ただ、現在は安全確認をしながらの採掘でフル操業は2006年央になるため、亜鉛製錬拠点の安中製錬所(群馬県)では1月から減産することになる。
 ロンドン金属取引所(LME)の銅現物相場が急反発した。現地16日のセツルメントはトン当たり前日比134ドル高の4615ドルに急伸、4日ぶりにドル建て移行後の最高値を更新した。

 後場は4600ドルを割り込んだものの、ニューヨーク商品取引所(NYC)でもオンス当たり前日比2・8セント高の216・95セントと最高値圏に急伸。上昇トレンドが継続している。