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2005年09月28日(水)
日本伸銅協会は27日、2005年度伸銅品需要改定見通し及び09年度にかけての中期見通しを発表した。05年度改定見通しによると、当初100万トンを超えると見ていたが、IT関連向けでの在庫調整長期化の影響などから年度合計で前年度比3・3%減の99万3000トンと下方修正した。
3年ぶりに大台割れとなる模様だ。中期見通しは、主要製品で安定推移し100万トン台を回復するが好調だった04年度実績102万7312トンには及ばず、100万6000トンとなり、大台を巡る攻防となる見込みだ。
3年ぶりに大台割れとなる模様だ。中期見通しは、主要製品で安定推移し100万トン台を回復するが好調だった04年度実績102万7312トンには及ばず、100万6000トンとなり、大台を巡る攻防となる見込みだ。
日本伸銅協会は27日、8月の伸銅品生産速報を発表した。全品種合計の生産量は前年同月比3・9%減の7万3580トン。9カ月連続の減少となったものの、マイナス幅は前月より3ポイント以上縮まり、2カ月ぶりに改善した。リン青銅板条が前年同月比でプラスに転じたのをはじめ、主要品種のマイナス幅が軒並み縮小したことが影響した。
三井金属は27日、9月積み亜鉛建値をトン当たり7000円引き上げ20万9000円に改定したと発表。今月13日につけた年初来高値を更新した。これは97年10月以来の高値水準。平均価格は1400円上昇して20万200円となった。