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2005年08月17日(水)
神戸製鋼アルミ・銅カンパニーの海外事業が好調だ。マレーシアにあるOPCドラム用アルミ管製造・販売のKSTS(コーべ・シンショー・チューブ・スペシャリティーズ)や、同国でアルミサブストレート製造・販売するKPTEC(コーべ・プレシジョン・テクノロジー)はフル生産の状態。
電子材料用銅合金スリット加工・販売のKEMT(コーべ・エレクトロニクス・マテリアル・タイランド)も底堅い状況で、今期中にスリッターなどを増設し能力アップを図っていく方針だ。
電子材料用銅合金スリット加工・販売のKEMT(コーべ・エレクトロニクス・マテリアル・タイランド)も底堅い状況で、今期中にスリッターなどを増設し能力アップを図っていく方針だ。
世界の半導体/フラットパネルディスプレーの工業会組織であるSEMIはこのほど、2005年4―6月期のシリコンウエハー出荷面積が前期比10%増の16億600万平方インチになったと発表した。需要は昨秋から調整局面にあったが、1―3月期で底を打ち回復基調にある。
国内銅市場が旧盆連休中、海外銅相場はNYC銅が連日過去最高値を更新、波乱含みの展開となっている。LME在庫増と、これまで高値相場を支えてきた材料にやや変調は見られるが、スト長期化など強気材料の方が目立つ。国内市場にとってはドル安円高が気がかりだが、海外相場上昇から銅建値が反発する可能性も出てきた。