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2005年05月17日(火)
住友チタニウムは2006年3月期の経常利益で前期比2・7倍の64億円を見込む。チタン需要が引き続き好調に推移するほか、販売価格の大幅な上昇も増益要因。多結晶シリコンや高純度チタンなどの半導体関連も好調で、最終利益は同2・7倍の37億6000万円を見込む。配当は05年3月期の45円から75円に増配する予定。
昭和電工は16日、2001年度からグループ全体で行っている04年度(04年4月―05年3月)のアルミ缶リサイクル活動実績を発表した。それによると、昨年度の回収は、03年実績の838万個を上回る約878万個となり、過去最高を記録した。回収量としては、およそ142トンのアルミニウムに相当する。昨年後半には、国内グループ各社の70%を超す従業員がアルミ缶リサイクル活動に参加するなど、その取り組みが拡大している。
日鉱金属は16日、5月積み産銅建値をトン当たり1万円引き下げ、40万円(月間平均40万1600円)に緊急改定、即日実施すると発表した。
産銅建値は、先週11日に海外相場の反発と、円安反転を手掛かりに41万円に引き上げられたばかりだが、先週後半以降、海外相場が米ドル高を圧迫材料に再び急落。先週末入電ではLME、NY両市場で2月初旬以来3カ月ぶりの安値に落ち込んだことが引き金となった。
産銅建値は、先週11日に海外相場の反発と、円安反転を手掛かりに41万円に引き上げられたばかりだが、先週後半以降、海外相場が米ドル高を圧迫材料に再び急落。先週末入電ではLME、NY両市場で2月初旬以来3カ月ぶりの安値に落ち込んだことが引き金となった。