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2005年04月18日(月)
日鉱マテリアルズは電解銅箔の国内販売価格を引き上げる。キロ当たり50円値上げすることで、代表品種である厚さ35ミクロン品の最低価格を800円台に乗せたい考え。昨年末に実施したアジア市場での5回目の値上げはすでに浸透してキロ当たり6ドル台を回復している。
しかし、銅価格の上昇による原料コストの増加がこれを相殺しているため、需要や銅価の動向次第で夏場にかけてさらに値上げする可能性もあるという。
しかし、銅価格の上昇による原料コストの増加がこれを相殺しているため、需要や銅価の動向次第で夏場にかけてさらに値上げする可能性もあるという。
非鉄製品流通の老舗である寺内金属(本社=東京都千代田区)は、中国での加工事業を2005年度から本格的に開始した。グループ会社の恵特精密器件(上海)有限公司にスリッターを1台設置し、現地の日系電機メーカーの需要に対応する。05年度の売り上げ6億円をめざす。
三菱マテリアルは15日、4月積み鉛建値をトン4000円引き下げて14万6000円に改定した。海外鉛相場後退を受けたもので、月間平均建値は、2000円安の14万8600円となった。