|
2005年04月13日(水)
コベルコマテリアル銅管(KMCT、矢野信治社長)100%出資のコベルコマテリアル・カッパーチューブ・タイランド(KMCTT、吉木尚一社長)は、エアコンメーカーの生産がフル稼働となっていることを受け、足元フル生産の状態だ。同社では、中期方針で掲げた07年のタイにおける年間生産・販売3万トン態勢に向け、能力アップを図っていく。
日本伸銅(本社=大阪府堺市、亀山理社長)は今月、コネクター線用のハンダリフローめっきの1ラインを錫リフローめっきに切り替えて、めっきラインの全面錫リフロー化を完了させた。これにより生産能力は月35―40トンに増強されたが、年内にはさらに1ラインを新規増設して、月50トンレベルまで引き上げることも検討している。
LME銅が12日入電で、トン当たり3473ドルとドル建て過去最高値を更新した。上海市場で新高値を付けたことに刺激された投機買いの動くが相場を押し上げた模様で、NYCも重量ポンド当たり154・20セントと急伸、本年最高値を塗り替えた。