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2005年03月09日(水)
輸入プレミアム上昇などを背景に電気鉛の価格是正が一段と進もうとしている。鉛製錬メーカーがめざしているのは前年比トン当たり5000―6000円アップで、今後、バッテリーメーカーなど需要家と詰める。
住友電工は8日、東京電力と共同で、国内向けの宅内用高速電力線通信(PLC)モデムを開発したと発表した。通信速度は最大200メガビット毎秒。同社は昨年2月に世界で初めて200メガのPLCモデムを開発、海外で既に納入実績を持つが、今回は国内市場向けに電力線からの漏えい電界の評価、モデム小型化などの改良を加えた。
日本アルミニウム協会は、2004暦年(1―12月)の稼働率実績をまとめた。それによると、板類、押出類合わせた稼働率は、前年同期比3・9ポイント増の94・6%と、高水準の状態となっている。船舶用の厚板や自動車関連が好調で、板類需要が底堅いことに加え、押出類も非建設向けを中心に、しっかりした状況を保った。