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2005年01月26日(水)
非鉄金属製品流通のナカガワメタル(東京都台東区、田幡一郎社長)は今月から、上海工場(中川金属上海有限公司)にアルミ大型スリッターを設置し、本格的な稼働を開始した。これにより、同工場はミニスリッター2機と合わせ合計3機態勢に移行し、年産能力5000トンへと拡充。上海工場はこれまで、ステンレスを中心に展開していたが、「3―4年前からアルミ切断の要望が出てきた」(菱田好文常務)ことを受け、今回の大型投資に踏み切った。
ハンダメーカーの日本スペリア社(本社=大阪府吹田市江坂町、西村哲郎社長)は、鉛フリーハンダの販売が国内外合わせて月200トンを達成。本年中には錫―銅―ニッケル系のフロー用鉛フリーハンダ『SN100C』を軸に倍増をめざすとしている。
経済産業省は、10月の飲料用アルミニウム缶生産実績をまとめた。それによると、缶体、缶ふた合わせた総生産量は、前年同月比3・9%減の2万5096トンで、8カ月ぶりのマイナスとなった。