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2005年01月18日(火)
三菱電線工業は17日、昨年6月に中国・大連に設立した大連菱星汽車配件有限公司において、工場が落成し来月から操業開始すると発表した。同社の自動車部品事業の中核拠点と位置付け、コネクターやジャンクションボックス、ワイヤハーネスなどを設計・開発段階から現地で一貫生産する。当面は日本へのアウトインを主眼とするが、将来的には中国国内市場への部品供給も視野に入れる。現地売上高として本年は年間10億円、2006年には同27億円を見込む。
古河電工は17日、ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH)向けテープ心線の分離工具を開発し、九州電力と中部電力(ひかりネット・カンパニー)に標準工具として採用されたと発表した。同社が販売する単心分離型テープ心線「QSテープ」と併用することで、従来困難とされていたテープ心線から単心線への分離を容易かつ確実に行える。
三菱マテリアルは17日、1月積み鉛建値をトン当たり6000円引き下げて13万7000円に改定すると発表した。海外鉛建値の後退、円高進行を受けたもので、月間平均建値は、3500円安の14万1600円となった。