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2004年10月28日(木)
2004年の非鉄市況は、中国要因などから高値をつけ、しばらくぶりの「大相場」を形成した。市場関係者はこの後の展開に注目しているが、アルミについて、住友商事軽金属地金部がこのほどまとめた05年需給リポートによると、供給ショート幅は急速に圧縮されるものの、まだ余剰が生じるまでには至らず強弱シナリオが並立、変動幅が大きくなることが予想される。
日本伸銅協会は27日、9月の伸銅品生産速報を発表した。それによると、全品種合計が前年同月比8・9%増の8万6440トンと、12カ月連続で増加した。数量は1年間増勢をたどってきたなかで6番目に位置するが、伸び率としてはトップ。銅条、銅管、黄銅棒と数量の大きい品種が堅調なことが主因。
住友電工ネットワークスは、IP電話対応の高性能アダプタ「Megabit Gear MR1023TA」を開発、販売開始した。同社はこれまでにもIP電話アダプタを開発してきたが新製品ではIP電話専用の「050」番号でなく、従来の一般加入電話番号体系(「0AB〜J」)をそのまま利用できる。初年度は10億円の売上高を見込む。