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2004年09月16日(木)
昭和電工と大学発ベンチャーのペクセル・テクノロジーズ(本社=横浜市青葉区、宮坂力社長)は15日、フィルム型色素太陽電池(DSC)の基幹部品である、電極用酸化チタンペーストの開発・生産で提携すると発表した。ペクセル社はこのほど昭電の酸化チタンを使い4ボルト以上の高出力DSCの開発に成功、今後はペーストの技術供与などにより昭電との関係をさらに深め、フィルム型DSCのサンプル出荷を06年に開始する計画。
古河電工は15日、鉛フリーハンダ対応リフロー炉「サラマンダXNKシリーズ」に、高速生産性を向上させた新モデル2機種を追加販売すると発表した。発熱体(ゾーン)の数を増やすことで、ラインスピードを従来比最大約2倍にアップした。加熱10ゾーンの「XNK―1045」と同12ゾーンの「1245」を合わせて、年間300台の販売をめざす。
日鉱金属は15日、インジウム地金(純度99・99%)の建値をキロ1万円引き上げ、大口8万5000円、小口9万円にしたと発表した。9月平均建値は大口8万円、小口8万5000円。