|
2004年09月10日(金)
三菱アルミニウム(野副明邑社長)は、圧延品需要が好調で、今期の業績が当初見込みを大きく上回りそうだ。新中期経営計画「ニューダッシュ50」では、最終年度の06年度に単体で40億円の経常利益目標を掲げているが、2年前倒しでクリアできる見通し。また、今後は有利子負債を2割削減する一方、関連子会社を半減させ、グループ再編を進めるなどして、財務体質強化を図っていく。
日鉱金属は9日、9月積み銅建値をトン当たり1万円引き下げて35万円に改定すると発表した。
海外銅相場が頭重く推移していることや、為替がやや円高に傾いていることを受けたもの。新建値は7月前半以来の水準。月間平均建値は、7000円値下がりし、35万3000円となった。
住友金属鉱山、三井物産、双日は9日、フィリピンのパラワン島リオツバ地区で建設を進めてきたニッケル中間品生産設備がこのほど完成、試験操業に入ったと発表した。年明けにかけて本格操業に移行し、年内に契約が終了する豪州からのニッケルマット購入分からの原料置き換えを図る。
今回の開発案件「コーラル・ベイ・ニッケル・プロジェクト」は、高圧硫酸浸出法(HPAL法)を住友金属鉱山が改良した技術を使って低品位酸化鉱を処理し、中間品のニッケル・コバルト混合硫化物を生産するもの。
今回の開発案件「コーラル・ベイ・ニッケル・プロジェクト」は、高圧硫酸浸出法(HPAL法)を住友金属鉱山が改良した技術を使って低品位酸化鉱を処理し、中間品のニッケル・コバルト混合硫化物を生産するもの。