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2004年08月26日(木)
日本アルミニウム協会は25日、04年上期(1―6月期)のアルミ地金・同製品需要実績を発表した。それによると、総需要は、前年同期比5・0%増の214万2471トンとなり、2年続けて200万トン台を維持した。自動車をはじめ主力の輸送が好調さを保つなど、内需が総じて底堅い展開を示している。
ハンダメーカーの日本スペリア社(西村哲郎社長)は26日、大阪本社に技術センターを開設したと発表した。同社の主力製品である鉛フリーハンダ『SN100C』(錫―銅―ニッケル系)のフローハンダ付け体験や実証・信頼性テストなどができるという。また同時に、セミナーや勉強会などが開けるようセミナールームも設置。鉛フリーハンダに関するユーザーの不安に即応できるよう、技術的なサポート態勢を整えている。
日本アルミニウム協会は25日、7月のアルミ圧延品・箔の需給速報を発表した。それによると、圧延品の生産は、板・押出合わせて21万8175トンで、前年同月比3・4%増となり、8カ月連続プラス。また、出荷も同2・6%増の22万58トンで、8カ月続けて前年実績を上回った。自動車や半導体・液晶製造装置向け厚板などが引き続き好調で、板類出荷は単月で過去最高の数量を記録した。