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2004年08月13日(金)
日本軽金属(佐藤薫郷社長)は、薄板連続鋳造設備「フレックスキャスター」による商業生産を、9月から開始する。現在は、合金ごとに顧客の品質確認をとり、サンプル出荷を行っている段階。同社では、「フレックスキャスター」の特性を生かした高品位・高付加価値製品販売に注力し、自動車向けの市場開拓を推進していく。
「フレックスキャスター」は、アルキャンインターナショナル社の技術を活用した、世界的にも例のない薄板連鋳設備。設備投資額は30億円で、従来は困難だった鋳造で難しい合金も製造可能になり、高Mg・高Fe系合金材への応用を図ることができる。
「フレックスキャスター」は、アルキャンインターナショナル社の技術を活用した、世界的にも例のない薄板連鋳設備。設備投資額は30億円で、従来は困難だった鋳造で難しい合金も製造可能になり、高Mg・高Fe系合金材への応用を図ることができる。
三菱マテリアルは12日、8月積み鉛建値をトン当たり4000円引き下げて14万8000円に改定すると発表、即日実施した。6日に続く引き下げで月間平均建値は2600円値下がりし、15万900円となった。
キッツ(小林公雄社長)の2004年4―6月期連結業績は、東洋バルヴのグループ加入や国内設備投資向け需要の回復などで、外部売上高は前年同期比41%増の234億3700万円となった。営業利益はバルブ事業が好調に推移したほか、伸銅品事業が黒字転換したことで約4倍の25億9100万円、経常利益は約5倍の23億6200万円、当期純利益は5倍以上の12億1500万円となった。