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2004年08月10日(火)
亜鉛製錬を行っている住友金属鉱山の播磨事業所(兵庫県加古郡播磨町、長島譲所長)は使用原料のうち、製鋼煙灰から製造される酸化亜鉛鉱の使用率を増加させ、その比率を現状の30%から50%まで引き上げる方針としている。
同所では亜鉛と鉛を同時に製錬するISP法を採用しているが、欧州で同じ方法を採る亜鉛製錬所が生産性の限界を理由に相次いで閉鎖する中、リサイクル原料へのシフトで活路を見出そうとしている。
同所では亜鉛と鉛を同時に製錬するISP法を採用しているが、欧州で同じ方法を採る亜鉛製錬所が生産性の限界を理由に相次いで閉鎖する中、リサイクル原料へのシフトで活路を見出そうとしている。
関東地区の大手黄銅棒メーカー、大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)の2004年5月期決算は、売上高106億円(前年比17%増)、経常利益3億4000万円(同35%増)、税引き後利益2億5000万円(同4・2%増)の増収増益となった。年間販売量は3万9000トン(同8%増)。
三井金属は9日、海外亜鉛相場(LMEセツルメント)低迷を受けて、8月積み亜鉛建値をトン当たり6000円引き下げ、15万2000円に改定すると発表した。今月明け以降、1回目の改定で、月間平均建値は4600円値下がりし、15万3400円となった。