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2004年07月26日(月)
住友軽金属工業の桝田和彦社長は、アルミ缶材の10―15%のロールマージンアップ交渉について、「今がまさに佳境だ。結論は出ている。残りわずかだが、今月中に何とかしなければならない」との認識を示し、月内に値上げ交渉を決着させる考えを明らかにした。
店売り品の価格引き上げなどに続き、大口ひも付き品の代表的存在である缶材もロールマージンアップで決着すれば、一連の値戻しの取り組みは峠を越える。軽圧各社では、主力分野である缶材の値上げに向け交渉を展開しており、住軽金が決着すれば、業界全体にも大きな影響を与えそうだ。
店売り品の価格引き上げなどに続き、大口ひも付き品の代表的存在である缶材もロールマージンアップで決着すれば、一連の値戻しの取り組みは峠を越える。軽圧各社では、主力分野である缶材の値上げに向け交渉を展開しており、住軽金が決着すれば、業界全体にも大きな影響を与えそうだ。
産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会で、自動車バッテリーリサイクル検討会の設置が決まった。先週23日に開催された第11回会合で委員から賛成多数を得たとして報告されたもので、早ければ次回(9月17日開催予定)までに概要を詰める。
日本電線工業会は23日、04年5月の電線出荷実績および6月の出荷見込みを発表した。銅電線の5月出荷量は5カ月ぶりの前年実績割れとなり、年初から続いた好調ペースに水を差したが、6月は対前年同月比6・8%増の6万8900トンと4月の水準を回復する見通し。シェアの多い建設・電販部門、電気機械部門が再び勢いを取り戻し、伸びをけん引する。