2024年5月20日
アームレスリング世界大会/アロイ社員の細野さん 今年も出場
ステンレス流通加工のアロイ(本社=東京都港区、西田光作社長)東京営業所で働く細野忠博さんは、アームレスリングの頂点に今年も挑戦する。9月にギリシャで開催の「IFA世界アームレスリング選手権大会」の日本代表として出場することが決まった。世界大会出場は3年連続となる。
アームレスリングは、特にルールが存在しない腕相撲と異なり、国際ルールや審判員、専用の競技台などが存在するスポーツ。
細野さんは同社で、ステンレスビルトH形鋼など形鋼の営業を担当し、終業後や休日はアームレスラーとして活動する。各種メディアやイベントに出演し、アームレスリングの認知度向上にも取り組んでいる。
身長185センチの長身と長い腕、体脂肪率を極限まで引き下げた鋼の肉体を武器に、国内大会で数多くの成績を残し、昨年マレーシアで開催された世界大会では、ライトハンド(右腕)70キロ級で銀メダルに輝いた。
世界大会ではライト、レフトの70キロ級に出場する。大会に備えて、毎日朝夕2回、スポーツジムでのトレーニングと、週に2回のアームレスリングの練習をこなす。「スポーツジムのトレーニングは、休憩なし短時間の『耐久力』を高めるトレーニングを、アームレスリングの練習は、自分よりも上の階級の選手と組んでいる」(細野さん)という。
細野さんは「仕事もアームレスリングも『耐久力』で乗り切っていきたい」と闘志を燃やす。世界大会は9月30日から、ギリシャのルートラキで開幕する。
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