日本男子ソフトボールリーグの決勝トーナメントが13―14日の2日間、愛知県名古屋市のパロマ瑞穂野球場で2年ぶりに開かれ、平林金属(本社=岡山市、平林実社長)男子ソフトボール部が決勝戦でデンソーを破り、2年ぶり6度目の優勝を決めた。
決勝トーナメントには、10月まで行われたリーグ戦の上位5位チームが参加。リーグ戦を1位で終えた平林金属のほか、三重県庁クラブ、デンソー、ホンダ、豊田自動織機が「日本一」をかけて戦った。
平林金属は、三重県庁クラブとの初戦を2対1で制し、決勝戦に進出。強豪デンソーとの試合は、初回の攻撃で4点を取ると、スーパールーキー・小山玲央投手がデンソー打線をゼロに抑え4対0で勝利した。
男子リーグは昨年、新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされ、2年ぶりの開催となった。
昨年は代替大会として「2020日本リーグトーナメント」が岡山県で開かれ、平林金属は地元で優勝を飾った。
今月20―22日には、茨城県で第67回全日本総合男子選手権が開幕予定。平林金属も2冠を目指し、出場する。