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2024.10.30
2020年8月18日
千代田鋼鉄、SMBC会報誌で紹介 “鉄の地産地消” 循環型社会に貢献
三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングが発行する会報誌「SMBCマネジメント+(プラス)」の8月号で、異形棒鋼・カラー鋼板メーカーの千代田鋼鉄工業(本社=東京都足立区、坂田基歩社長)が「挑戦する企業」として取り上げられた。東京都内で唯一の電気炉を備え、“鉄の地産地消”を通じて循環型社会の実現に貢献する同社の取り組みや創業からの足跡、100年企業に向けた意気込みなどが紹介されている。
足立区の本社工場に電炉を有する同社は、都内の解体現場などから発生する鉄スクラップを利用して異形棒鋼を生産し、再び都内に供給するといった「都内完結」でのリサイクルを可能にする。今春竣工し、三井物産新本社も入居する「Otemachi One」の再開発プロジェクトでは、三井物産の旧本社ビル解体で発生した鉄スクラップを原料とした異形棒鋼が資材の一部に採用された。
こうした鉄の地産地消は輸送時のCO2排出量削減などにつながるとあって、東京都も推進している。2014年に公共工事の「東京都環境物品等調達方針」を改定し、電炉鋼材などを特別品目に指定。その後押しもあり、新国立競技場や選手村など、多くの五輪関連施設に同社製品を納入することができた。
会報誌の中で坂田社長は「SDGs(持続可能な開発目標)やCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、鉄の地産地消を働きかけ、賛同の輪を広げていきたい」と語る。同社は省エネルギー化やCO2削減が期待できる最先端の炉体旋回式電気炉を21年初めに稼働させる。SDGsを意識した経営の重要性が高まる中、100年企業に向けた布石を打ち、「都市型電炉メーカー」として、環境負荷低減に取り組む姿勢を示している。 同社の特集記事はSMBCコンサルティングのホームページでも公開されている。
足立区の本社工場に電炉を有する同社は、都内の解体現場などから発生する鉄スクラップを利用して異形棒鋼を生産し、再び都内に供給するといった「都内完結」でのリサイクルを可能にする。今春竣工し、三井物産新本社も入居する「Otemachi One」の再開発プロジェクトでは、三井物産の旧本社ビル解体で発生した鉄スクラップを原料とした異形棒鋼が資材の一部に採用された。
こうした鉄の地産地消は輸送時のCO2排出量削減などにつながるとあって、東京都も推進している。2014年に公共工事の「東京都環境物品等調達方針」を改定し、電炉鋼材などを特別品目に指定。その後押しもあり、新国立競技場や選手村など、多くの五輪関連施設に同社製品を納入することができた。
会報誌の中で坂田社長は「SDGs(持続可能な開発目標)やCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、鉄の地産地消を働きかけ、賛同の輪を広げていきたい」と語る。同社は省エネルギー化やCO2削減が期待できる最先端の炉体旋回式電気炉を21年初めに稼働させる。SDGsを意識した経営の重要性が高まる中、100年企業に向けた布石を打ち、「都市型電炉メーカー」として、環境負荷低減に取り組む姿勢を示している。 同社の特集記事はSMBCコンサルティングのホームページでも公開されている。
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