2020年2月14日

ヨドコウ迎賓館 あすから「雛人形展」

淀川製鋼所が兵庫県芦屋市に所有する国指定重要文化財「ヨドコウ迎賓館」(フランク・ロイド・ライト設計、旧山邑家住宅)で、同館とゆかりの深い「雛人形展」が2月15日(土)から開催される。

雛人形展は毎年この時期恒例の開催。雛人形は、館の建築主である八代目山邑太左衛門氏が、長女の誕生を祝って京都・丸平大木人形店に依頼、1900―01年に納められたもの。

内裏雛・居稚児・三人官女の人形を中心とした雛飾り一式の「雛人形」、花嫁姿を含む5体の人形と漆塗りの嫁入り調度品が添えられた「花嫁人形」、17体の人形と桜・松・柳などの造り物で花見の宴を写した「花観人形」の3つの人形群で構成、展示される。

今日、こうした明治時代の人形が保存状態良くそろって残っている例は少なく、文化的にも価値のある作品として訪れる人も多い。

丸平大木人形店が丹精込めて制作した人形は、120年の歳月を感じさせない、時代を超えた美しさを持つ名品ぞろい。米国が生んだ20世紀建築の巨匠ライト設計のヨドコウ迎賓館も見どころで、保存修理工事を経て2019年から一般公開が再開されている。

4月5日(日)まで開催。開館は午前10時から午後4時(入館は午後3時30分)まで)。阪急芦屋川駅から北へ徒歩約10分。入館料は大人500円。毎週月・木曜日は休館日(2月24日は開館)。

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