2019年7月17日

JFE東、7年ぶり勝利 都市対抗野球 前年優勝の大阪ガス下す

第90回都市対抗野球に出場しているJFE東日本(千葉市)は14日、大阪ガス(大阪市)と1回戦で対戦し、延長12回裏タイブレークの末、3対2で逆転サヨナラ勝ちした。JFE東日本は3年ぶりの出場で、約2万人の大応援団が駆けつけ、声援を背に、前年優勝の大阪ガスを下した。同大会では2012年のベスト4進出以来7年ぶりの勝利となった。2回戦は20日に行われる。

試合は投手戦で接戦となった。0対0のまま延長に突入。11回まで両チーム無得点で、延長12回のタイブレークにもつれ込んだ。12回表に大阪ガスに2点を奪われたが、その裏に鳥巣誉議選手が2点を返す同点打を放ち、振り出しに戻した。さらに2死3塁で、中澤彰太選手がライト前にサヨナラ打を打ち、激戦に終止符を打った。

北野嘉久社長は3安打した内藤大樹選手は千葉のリトルリーグで小3の時から知っているとエピソードを披露した上で、次戦に向け「選手みんなの活躍で接戦をものにできた。JFE西日本も勝ってもらいたい。社会人スポーツは社員の活性化、活力を醸成、団結力が高められる。千葉市の地域活性化にも役立っている」と強調した。

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