2019年2月28日

ヨドコウ迎賓館 あすから「雛人形展」

淀川製鋼所が所有する国指定重要文化財「ヨドコウ迎賓館」(旧山邑家住宅、兵庫県芦屋市山手町3―10)で、あす3月1日から「雛人形展」が開催される。同館では大規模な保存修理工事が完了し、2月から一般公開を再開しており、恒例の雛人形展の開催は3年ぶりの再開となる。

雛人形展では、明治期に京都・丸平大木人形店が丹精込めて制作した雛人形を特別展示する。

7体の雛人形を中心とした雛飾り一式の「雛人形」、花嫁姿を含む5体の人形と漆塗りの嫁入り調度品が添えられた「花嫁人形」、17体の人形と桜・松・柳などの造り物で花見の宴を写した「花観人形」の3つの人形群で構成される。

同館は米国の建築家フランク・ロイド・ライトの設計。雛人形は元の建築主である灘の酒造家、八代目・山邑太佐衛門氏が長女の誕生を祝い制作されたもので、明治33―34年(1900―01年)に納められた。

「顔・姿・衣装ともに百有余年の歳月を感じさせない、時代を超えた美しさを持つ名品ぞろい。リニューアルしたヨドコウ迎賓館もご見学下さい」(同社)。

4月7日(日)まで開催。開館日は土・日・水曜日と祝日。開館は午前10時から午後4時まで(入館は午後3時30分まで)。阪急芦屋川駅から北へ徒歩約10分。入館料は大人500円、小・中・高校生200円。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社