鋼材流通の大手アイ・テックは5日、静岡市清水区の本社内で、アイ・テック夏祭り「清水みなとまつり花火鑑賞会」を開催した。社員やその家族に対し日ごろの感謝を示すことを目的に開催する恒例行事で、一部取引先のメーカーや流通なども含め総勢200人超が参加し、大いににぎわった。
毎年、「清水みなとまつり」の最終日にあわせ花火鑑賞を兼ねて、本社岸壁で開催する行事で、当日は床版事業部の渡邉眞音工場長の発声による「アイ・テック夏祭り、楽しもう」コールを全員で三唱し開幕。社員はそろいの法被をまとい家族などをもてなし、本社、清水支店、関連会社のファブ東海が、地元の幸を使った海鮮焼きや焼きそば、焼き鳥、フライドポテト、ドリンク類などの屋台を出店し、全て無料で来場者に振る舞った。会場の設営は関連会社の中央ロジテックが担当し、トレーラーの荷台を積み重ねた花火鑑賞用の舞台も設置した。
来場者は、屋台の料理などを平らげながら、子供から大人まで楽しいひと時を過ごした。午後7時半からは花火鑑賞となり、美しい夜空の花にしばし夏の暑さを忘れ見入った。
同社では、現本社を開設した2001年以降、有志でバーベキューなどを楽しみながら花火鑑賞を行っていたが、12年からは会社行事に発展。春の花見、秋の観月会と並ぶ“アイ・テック3大祭り"の一つとして定着し、社員や家族への福利厚生に一役買っている。