日本鉄鋼連盟は、毎年恒例のワクワク実験隊『鉄の不思議教室』をスタートした。ものづくり教育活動の一環として2008年度から毎年実施しているイベントで、本年は今月24日、旭川市科学館サイパルでの開催を皮切りに、スリーエム仙台市科学館、名古屋市科学館、愛媛県総合科学博物館と4ミュージアムで順次、共同開催する。
『鉄の不思議教室』は、鉄の不思議と可能性を伝えるモノづくり教育で、日本の次代を担う子どもたちに「過去、現在、未来」に生活を支え続ける鉄の可能性や役割について実験やクイズなどを通して、楽しく、わかりやすく伝える。
旭川での開催では、旭川市内の小学生1年生から6年生まで65人が参加した。おもしろ講師とマペット人形が掛け合い、楽しく分かりやすく鉄の不思議を解説。砂鉄を見つけたり、乾電池によるアーク放電、巨大磁石による電磁石実験など鉄に関連する実験体験や鉄の現在・過去・未来をクイズ形式で子供たちに問いかけ、鉄の学習を通して鉄への関心を高めた。
今後は、8月3日に宮城県仙台市青葉区台原森林公園のスリーエム仙台市科学館・市民の理科室、8月25日に愛知県名古屋市中区栄の名古屋市科学館・学習室、8月27日に愛媛県新居浜市大生院の愛媛県総合科学博物館・第1研修室で、同教室を開催する。