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2024.10.30
2015年11月20日
谷沢製作所、蒸れないヘルメット 発砲スチロール不使用の新構造 販売が好調
産業用ヘルメットのトップメーカー、谷沢製作所(本社=東京都中央区、谷澤和彦社長)は、新開発の内装を搭載した墜落時保護用ヘルメット「エアライト」シリーズの販売が好調に推移しており、一層の拡販に取り組む。内装に従来の発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーを必要とせず、通気性が格段に向上。昨年の販売開始から初年度目標の3倍を超える注文を受け、シェアを拡大している。大手鉄鋼メーカ―をはじめ、鉄鋼業界でも採用が進んでいる。
従来の墜落時保護用ヘルメットは、内部にある発泡スチロール製の衝撃ライナーが頭部の空間を塞いでいたため、ヘルメット内部の風通しが悪く、頭部の熱が逃げずに蒸れやすい構造になっていた。
「エアライト」シリーズは、同社が独自開発した六角柱の衝撃吸収体「ブロックライナー」をプラスチック製の内装体に一体成形することで、これまで頭部の空間を塞いでいた発泡スチロールを用いない新型内装を実現、特許も取得した。
ヘルメット内部の空間が広がったことにより、通気性が格段に向上した。前方からの風が頭頂部の広い空間に入り込み、頭部の熱と湿気を同時に排出して蒸れを防ぐ。また、従来と同等以上の衝撃吸収性能を発揮し、墜落時保護用の検定を取得。安全性にも優れる。
建設・製造業界を中心に大手企業から中小企業まで幅広く採用され、現場からは高い評価を得ているという。既存顧客だけでなく、新規顧客からの注文も増えており、「今後も引き続き需要は伸びていく見込み」としている。
販売開始から1年が経過し、現在では同社製品の10パーセント以上を「エアライト」シリーズが占める。今後3年で50パーセントまで増やすことを目標に、既存製品をエアライト搭載使用に順次変更してラインアップを増やし、展示会などで認知度を高めていく。
従来の墜落時保護用ヘルメットは、内部にある発泡スチロール製の衝撃ライナーが頭部の空間を塞いでいたため、ヘルメット内部の風通しが悪く、頭部の熱が逃げずに蒸れやすい構造になっていた。
「エアライト」シリーズは、同社が独自開発した六角柱の衝撃吸収体「ブロックライナー」をプラスチック製の内装体に一体成形することで、これまで頭部の空間を塞いでいた発泡スチロールを用いない新型内装を実現、特許も取得した。
ヘルメット内部の空間が広がったことにより、通気性が格段に向上した。前方からの風が頭頂部の広い空間に入り込み、頭部の熱と湿気を同時に排出して蒸れを防ぐ。また、従来と同等以上の衝撃吸収性能を発揮し、墜落時保護用の検定を取得。安全性にも優れる。
建設・製造業界を中心に大手企業から中小企業まで幅広く採用され、現場からは高い評価を得ているという。既存顧客だけでなく、新規顧客からの注文も増えており、「今後も引き続き需要は伸びていく見込み」としている。
販売開始から1年が経過し、現在では同社製品の10パーセント以上を「エアライト」シリーズが占める。今後3年で50パーセントまで増やすことを目標に、既存製品をエアライト搭載使用に順次変更してラインアップを増やし、展示会などで認知度を高めていく。
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