2015年7月7日
日新製鋼、ギャラリー更新 甲冑の”造形美” きょうから展示
日新製鋼は6日、本社ギャラリーの展示内容を更新し、きょう7日から「現代に生きる物具(もののぐ)相馬野馬追と甲冑師」を展示すると発表した。純然たる武具として生み出された甲冑は、戦場で求められる機能性を追求し、戦うことに集約された技術の結晶といえるが、そこには日本古来の信仰、思想、美意識が投影され、独特な造形美を纏う。同社では「鉄をはじめとした様々な素材を美しく機能的に組みあげた甲冑の魅力の一端に触れ、興味を深めていただければ」としている。
ギャラリーでは、時代による甲冑の変遷を紹介するとともに、時代絵巻「相馬野馬追」のパネルと動画を展示する。甲冑師、橘斌(たちばなさとし)氏の「たちばな甲冑工房」も紹介し「相馬野馬追」を支える、相馬地域でも数少ない甲冑職人の心と技に迫る。製造途中の兜や籠手なども展示する。
日新製鋼ギャラリーは平日の午前9時―午後6時まで。入場無料。
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