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2024.12.20
2015年4月16日
JFEスチール、文部科学大臣表彰・科学技術賞 3年連続受賞 表彰式開く 地震対応技術が評価
JFEスチールは15日、「建築構造用高性能鋼を用いた巨大地震対応技術の開発」で、科学技術分野の2015年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(開発部門)を受賞し、同日文科省で表彰式が行われたと発表した。受賞は3年連続となった。
受賞者はJFEスチールの加村久哉氏(スチール研究所土木・建築研究部)、石井匠氏(同)、難波隆行氏(建材センター建材開発部建材技術室)、JFE鋼板の藤澤一善氏(商品化部)、JFEスチール西日本製鉄所の大森章夫氏(鋼材商品技術部厚板・鍛造室)。
550メガパスカル級高張力厚鋼板「HBL385」の実用化、柱・梁接合部が熱影響を受けても脆性破断しにくい溶接接合技術、低降伏点鋼材を用いた地震エネルギーを吸収する制振ブレースの設計技術の3点の開発により、建築物の柱と梁の接合部の変形、損傷を防ぐことを可能とし、建築物の強度・安全性を飛躍的に向上させ、巨大地震対応技術に大きく寄与した点が高く評価された。
なお、15年度文科大臣表彰では、新日鉄住金も「鋼中鉛を排した環境対応型高性能低炭素快削鋼(低炭素鉛フリー快削鋼)の開発」で科学技術賞(開発部門)を受賞している。
受賞者はJFEスチールの加村久哉氏(スチール研究所土木・建築研究部)、石井匠氏(同)、難波隆行氏(建材センター建材開発部建材技術室)、JFE鋼板の藤澤一善氏(商品化部)、JFEスチール西日本製鉄所の大森章夫氏(鋼材商品技術部厚板・鍛造室)。
550メガパスカル級高張力厚鋼板「HBL385」の実用化、柱・梁接合部が熱影響を受けても脆性破断しにくい溶接接合技術、低降伏点鋼材を用いた地震エネルギーを吸収する制振ブレースの設計技術の3点の開発により、建築物の柱と梁の接合部の変形、損傷を防ぐことを可能とし、建築物の強度・安全性を飛躍的に向上させ、巨大地震対応技術に大きく寄与した点が高く評価された。
なお、15年度文科大臣表彰では、新日鉄住金も「鋼中鉛を排した環境対応型高性能低炭素快削鋼(低炭素鉛フリー快削鋼)の開発」で科学技術賞(開発部門)を受賞している。
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