2015年3月3日

JFEエンジ出資のスマート農業工場 元横綱・朝青龍氏が視察 モンゴルでの展開に興味

説明を受ける朝青龍氏
 JFEエンジニアリングが出資する北海道苫小牧市にある新しい農業事業のスマートアグリプラントを28日、元横綱の朝青龍氏(ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ氏)が視察した。

ドルゴルスレン氏はJFEエンジの植物工場に興味を持っており、モンゴルでの事業展開を検討するための視察だった。視察後、ドルゴルスレン氏は「モンゴルは冬には野菜不足になるので、再生可能エネルギーを活用して安全・安心な野菜を栽培する事業を展開してみたい」と新しい農業事業への参入を示唆した。

 視察に先立って、JFEエンジの事業領域、アグリ事業への参入の背景と経緯の説明があり、動画でスマートアグリ事業が紹介された。視察はベビーリーフ栽培棟、トマト栽培棟の順で行われ、採れたてのトマトを口にして「甘い」とおいしそうに食べていた。その後はエネルギー棟を視察した。

 翌1日には同プラントをロシア・サハリン州のカレプキン副首相をはじめとする政府一行が視察。視察は北海道内企業、団体との交流を進め、各企業との具体的な方向性を協議するために行われた。

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