2015年2月27日
ヨシモトポール、農業事業を本格化 群馬で機能性野菜栽培
ポール総合メーカー・ヨシモトポールのグループ会社であるワイピーファーム(本社=群馬県藤岡市、石井功一社長)は今年から農業事業を本格化する。機能性野菜、サプリメント、ドライフーズの開発・販売と、産学官事業への参画を推進し、安心・安全な機能性野菜により地元の農業振興と健康増進に貢献する考え。
現在はヨシモトポール群馬事業所(群馬県藤岡市)の近隣で主にふじ美草(水前寺菜)やトマト、アイスプラントを栽培し、ヨシモトグループ社員への内販や来訪者へのお土産、近隣飲食店への直売を通じ認知度を高めている。今後は水耕栽培により明日葉や空芯菜などの出荷量も増やす。今のところサプリメントはふじ美草を主原料にした錠剤だけだが、栽培の進捗に応じ新製品開発にも着手する。
また、現場ではヨシモトポールの社員やOBも有効活用し、栽培に必要な鋼製設備や器具などは同社が作るという。ヨシモトポール副社長も務める石井社長は、「ワイピーファームは小さな会社だが、ヨシモトグループ全体のシナジーが発揮でき、なおかつ地元にも貢献できる」と期待を寄せている。
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