2015年2月23日
新日鉄住金エンジニアリング、おもちゃ作成のボランティア活動 高橋社長が参加
新日鉄住金エンジニアリングは、CSR(企業の社会的責任)基本方針に掲げる社会貢献活動として、19日夕、東京都品川区の本社内で「木のおもちゃ(積木)」を作成するボランティア活動を行い、高橋誠社長、山田良介副社長をはじめ同社およびグループの社員約30人が参加した。
社員のボランティア参加支援は2014年5月から始め、今回で6回目。参加者は延べ200人にのぼる。日本フィランソロピー協会に依頼し、オフィス内で就業後に短時間で取り組むことができる活動を企画している。
間伐材にやすりをかける高橋社長
今回はNPO法人「森のライフスタイル研究所」の協力を得て、間伐材を使用した木のおもちゃ(積木)づくりを実施。参加者は、あらかじめ長方形に製材された間伐材の表面を紙やすりで滑らかにし、子供たちがより遊びやすく、手触りをよくする。木の削り粉が舞うため、参加者はマスクやエプロンを着用しながら丁寧に紙やすりをかけて、積木200個が入る木箱2箱分を仕上げた。このボランティアは新日鉄住金エンジとして3回目で、合計5箱分の積木を完成させている。今回の積木は福島県内における津波被災地の児童施設に寄贈される予定。
日本フィランソロピー協会によると、この積木ボランティアに参加した経営トップは高橋社長が初めてという。高橋社長は間伐材表面に紙やすりをかけ、実際に積木を組み立て、感触を確かめた。終了後、「社員と楽しく活動するのは、仕事以外の喜び。これからも会社としてサポートしながら、いろいろな意味で社会に貢献していきたい」とコメントした。
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