2014年11月28日
『タイ総理大臣産業賞』を受賞 JFE出資・鋼板2社 1社は労働大臣賞
JFEスチールが出資するタイの鋼板メーカー2社がタイ王国の2014年総理大臣産業賞、1社が労働大臣賞をそれぞれ受賞し、26日に表彰された。
総理大臣産業賞は、冷延鋼板メーカーのタイ・コールドロールド・スチールシート・パブリック(TCR、工場=プラチュアップキリカーン県、保久光男社長)、熱延鋼板メーカーのサハビリヤ・スチール・インダストリーズ・パブリック(SSI)の2社が受賞。
TCRは環境保全部門で受賞。水質・大気など総合的にハイレベルな環境管理がなされていることが評価された。品質管理部門、物流部門などに続く3年連続8回目の受賞となった。
SSIは生産性部門で受賞。設立以来14回目の総理大臣産業賞受賞となった。
労働大臣賞は電気亜鉛めっき鋼板メーカーのタイ・コーティッド・スチールシート(TCS、工場=プラチュアップキリカーン県、西川満社長)が受賞。11年連続の無事故無災害が評価され、金賞を受賞した。
3社ともにJFEスチール、伊藤忠丸紅鉄鋼と現地のサハビリヤグループとの合弁事業。JFEスチールの出資比率はTCRが34・47%、TCSが81・4%、SSIは4・13%。
TCRは年産能力100万トンで、従業員821人、売上高116億バーツ(2013年)。一方、TCSは年産能力18万トンで、従業員233人、売上高24億バーツ(同)。
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