関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は16日、大阪市西淀川区の修成建設専門学校で出前講座を開催し、建築学科の生徒約250人が出席した=写真。
講座に先立ち、岩田理事長が「この講座は皆さんが鉄筋業界に入ってほしいためだけではなく、鉄筋の組み立てがどういった手順なのかを知ってもらうために行っている。今後、皆さんが設計担当者やゼネコンの現場監督・責任者の立場になった時に、役立つようにとの思いもある。女性の生徒が出席されていますが、講座を機に、さらに女性が建設現場で働いてくれることを期待しています」とあいさつした。
講座では生徒が班ごとに別れて鉄筋の組み立て、圧接作業を体験した。なお、メーカーからは中山鋼業の渡辺優氏が参加した。