2014年10月16日

中部鋼鈑、2小学校対象に工場見学会開催 厚板になっていく工程を見学

 中部鋼鈑は15日、近隣2校の小学5年生130人が参加した工場見学会を開催した。

 同社周辺地域の小学校では毎年、社会科教育の一環とし「工場での生産のしくみ」を学ぶために工場見学を依頼しており、中部鋼鈑では、地域貢献や鉄鋼業界の対外的PRの一環として、積極的に受け入れている。

 参加した昭和橋、玉川両小学校の児童は、会社案内のDVD鑑賞、製鋼・圧延両工場の見学をそれぞれ入れ替わりで実施。工場内では、高温に熱せられたスラブが圧延ロールで引き伸ばされ、厚板になっていく工程などを見学した。

 見学後の質疑応答では、鉄を溶かす温度、1日に生産される鉄の量、作られた鉄の用途などから、「製鋼過程で発生する廃棄物はどうするのか」など、多岐にわたる質問が寄せられ、生産技術部の小野里明部長などが丁寧に回答した。

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