【台湾・高雄市】台湾最大級の循環経済の展示会「TASS2024」の関連イベントとして、台湾サーキュラーエコノミーフォーラムが6日に開催された。
冒頭、台湾政府行政院経済部産業発展署の林徳生主任秘書があいさつ。その後、台湾永続能源研究基金会の簡又新董事長兼大使が「二軸推進=循環経済の持続可能な未来に向けて」をテーマに講演を行った。
簡大使は欧州で台頭してきた「ツイントランスフォーメーション」と言ったデジタルを活用しながら、グリーントランスフォーメーションの実現を目指す考えについて説明。欧州の事例を示しながらサステナブル社会実現に向けた、多様な取り組みについて語った。
引き続き、BSI英国標準協会東北アジアエリアの蒲樹盛董事総経理や台湾セメントグループの葉毓君副総経理、循旭科技の彭裕民董事長、大云永続科技の林兪君副総経理が講演。
最後にTASSの賴樹鑫創会理事長の司会でパネルディスカッションが行われ、サステナブルな循環経済社会の実現に向けて、さまざまな立場から意見を交わした。