豊栄ホールディングス/アルミ合金溶湯供給

電気炉ダスト処理プロセス 新技術開発で顕著な成果
豊栄商会を中心とする豊栄ホールディングスは、地球環境に貢献するリサイクル事業の展開を推進している。新技術の開発では近年目覚ましい成果を挙げている。電気炉ダスト処理プロセス技術の開発では米国採鉱・冶金および石油技術者協会(AIME)で、年間で最高の論文に与えられる「ハント・ケリー優秀論文賞」を受賞。同時にアルミスクラップのサステナブルリサイクル技術の開発も進めており、ブレークスルー技術として期待を集めている。また、これまでの取り組みが評価され経済産業省や愛知県、豊田市などからさまざまな賞の受賞や特別な認定を受けている。

ホールディングスでアルミ溶湯供給をメインに手掛ける豊栄商会は1970年に創業。アルミニウム合金の溶湯供給における先駆けとして87年から溶湯事業を開始した。2001年には自動溶湯供給システム「ALサーブシステム」を開発。環境に優しいアルミ合金溶湯供給のパイオニアとして、トヨタグループをはじめとするユーザー各社へタイムリーに素材を供給し続けている。近年では環境対応や生産性改善に効果がある吊り下げ式アルミインゴットの供給開始や、DX技術を導入したインゴット専門工場の立ち上げなど、SDGs対応を加速している。

グループ会社でケミカルリサイクルを行う、豊栄化学では世界的な問題となっている廃プラスチックの適正処理に20年以上前から注力している。廃プラスチックと同量以上の鉄粉・研磨粉を混合し、コークス代替鉄原となる「IPB」を製造する技術を独自開発し、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーに貢献する技術として高い関心を集めている。

2024年からは高齢者向け住宅事業にも進出し、サービス付き高齢者向け住宅「elua life(エルア・ライフ)」を開所した。健康寿命を重視して魅力ある第2・第3の人生を豊田市内で過ごすことができる施設を目指す。


豊栄商会のTVコマーシャル
認証・取得2022編

認証・取得編

設備紹介編



本 社:愛知県豊田市堤町寺池66
TEL 0565―52―5011 FAX 0565―53―1264
事業拠点:碧南工場、明石工場、技術センター
関連会社:豊栄商会、豊栄化学、豊神ロジスティクス、ホウエイ・メタル・タイランド
WEBサイト:https://www.hoei-shokai.co.jp/index.html

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