2023年7月14日

東京製鉄の原料調達戦略(上)/輸出対抗「ちゃんと買う」/1000万トン購買へ新方針

東京製鉄は主原料・鉄スクラップの購入について、2019年以降、輸入を全面停止し、国内調達に特化している。国内の資源循環を促進するとともに、ヤードディーラーとの信頼関係をより強固なものにするため、「輸出価格などと比べてメリットのある建値を提示し、いついかなる時でも受け入れる」(津田聰一朗・総務部長)ことを意味する「ちゃんと買う」方針を打ち出し、実行する。資源の安定調達を通じて、需要家のカーボンニュートラル(CN)対応を支援する東鉄の原料リサイクル戦略を取材した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社