2023年1月10日

経営戦略を聞く 新英金属 金子豊久社長 加工ノウハウで品質担保 アラエ商会通じ関東玉補う

 中部圏を中心に、多くの国内製鋼メーカーへの安定的な冷鉄源供給を実現しながら金属リサイクル事業をグローバルに俯瞰する新英グループの中核企業、新英金属(本社=愛知県安城市、金子豊久社長)は、前年11月30日に関東を主要営業基盤に鉄スクラップの輸出をメインに手掛けるアラエ商会(東京都江戸川区)をグループ化し、スクラップの扱い量は年間100万トンを超える見通しとなった。宿願だった関東圏での確固たる事業基盤を得、社会的な脱炭素化の取り組みも背景に、一段と高高度からの効率的な資源の有効活用を見据える金子社長に今後の展望を聞いた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社