2022年6月2日

日本の特殊鋼 世界に誇る技術の粋(10) 特殊鋼メーカートップに聞く 山陽特殊製鋼・宮本勝弘社長 3社連携でコスト競争力

――日本の特殊鋼が置かれている現状は。

「日本の特殊鋼業界は、自動車業界をはじめとする需要家との共同開発に取り組み、加工コスト削減や軽量化等といった高度なニーズに応えることで技術・品質・サービス力を高め、その特殊鋼を用いた需要家が世界市場で競争力を発揮するという関係が機能してきた。日本の特殊鋼は世界一の技術水準を維持し続けており、さらなる技術的発展余地も十分ある。一方で世界的に脱炭素を目指す急速な潮流のなかで大胆な技術革新を迫られている」




 

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社