2022年3月22日

鉄鋼新経営 新たな成長に向けて/大和工業社長/小林幹生氏/米国、直需の大型案件好調/国内マザー工場、攻めの投資

――2022年3月期の連結経常利益が前年比2・6倍の560億円と、過去最高だった08年3月期以来14年ぶりの高水準になる見通しだ。

 「国内鉄鋼事業はヤマトスチールが回復傾向にある鉄骨需要を取り込む形で物件向けH形鋼の販売を3割ほど伸ばしたが、鉄スクラップ高などから厳しい収益環境が続いた。一方、海外では国や地域で濃淡があったものの、新型コロナウイルス禍からの経済回復が進む中、鋼材需要が増え製品市況も上昇基調に転じたことが大幅な収益拡大につながった」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社