2022年3月17日

鉄鋼新経営 新たな成長に向けて/中山製鋼所社長/箱守一昭氏/環境対応製品供給が鍵/中山三星建材中心に設備投資

 ――今期が中期経営計画の最終年度となる。ここまでを振り返って。

「2022年3月期通期の連結業績予想は売上高が前期比46・9%増の1630億円、経常利益は同2・6倍の70億円。今期は主原料となる鉄スクラップや半製品価格が高騰する中、主力の鋼板類の需要が堅調で製品値上げが進展した。ホットコイルの国際市況が大きく回復した上、国内では、製造業を中心に需要が堅調なことから需給がひっ迫したことが背景にある」

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社