2022年2月17日

工場ルポ/日本冶金・大江山製造所(下)/コスト低減へ都市鉱山活用進める/在庫管理徹底し品質確保

日本冶金工業の大江山製造所(京都府宮津市)では、使用済み廃触媒、廃電池粉などの高ニッケル含有リサイクル原料を調達し、ニッケルを抽出してフェロニッケルを生産し、コストダウンを図っている。2001年に開始したリサイクル原料の活用は、徐々に比率が増加、至近では最高45%程度まで達した。システム面での整備や製造所内の物流合理化などを手掛け、リサイクル原料の使用比率を高めており、今後は都市鉱山に適した製錬技術の確立などにより、使用比率100%の達成に向けて挑戦を進める。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社